ランドセル人気 再燃!
ランドセルが海外で人気らしい。
ハリウッド・セレブが肩掛けして持ち歩いたり、ゲイの男の子にも人気のファッションアイテムなんだって。
昔はそうじゃなかった。1990年代に来日した海外の友人たちは口々にこう言ったものだ。
「なんで日本の小学生はあんな重いリュック、背負わされてるの!?」
「まるで軍隊みたいだよー」
尋ねられても何も答えられなかった私。
自分も子供もランドセルと共に学童期を過ごしたのに、あの風変りなリュックを何で背負わされていたのか、わからない。ただ何の疑いもなく背負い続けていた。
「ランドセル」という名前は、オランダ語の「ランセル」から来ている。明治18年に軍隊用の背のうを学習院が通学用のカバンに採用したのが始まりだそうだ。以来、日本では小学校での6年間、ほとんどの子が入学祝いに買ってもらったランドセルを使い倒す。世界広しといえども、これは日本独自の文化と言っていいだろう。
1年生の時は背中で揺れるほど大きくて、逆に6年生になると背が伸びた子には小さすぎてちょっと間抜けに見える。不都合はなくはない。なのに、なぜずっとすたれなかったの、ランドセル文化?
プリントやファイル、教科書、地図帳、図書館で借りてきた偉人の伝記本、そしてカバンの底には給食の残りのコッペパンが押し込められているのがお決まり。
ランドセルを開けると、皮革独特の獣臭い匂いと乾いたパンくずの匂いが入り混じって鼻を衝き、なんとも言えなかったっけ。
少しぐらい乱暴に扱っても壊れない。鉄棒や雲梯をいち早く使いたくて、放課後のチャイムが鳴るやいなや、校庭に走りランドセルをぽーんと放りなげた経験は誰にでもあるだろう。
うちの子は男の子で乱暴だったから、ランドセルの肩紐が切れて一度修理に出した。一週間ほどで新しい肩紐が付け替えられて戻ってきた。そのランドセルは、その後彼が小学校を卒業するまでの間、背中で黒光りを放ち続けた。卒業と共に、たしか東南アジアの子供たちに寄付したと思う。今も彼のランドセルは海外で活躍しているはずだ。
海外へのお土産、プレゼントしても最適。ランドセルは、やはり色・形・デザインも豊富な日本製を選びたい。Goods from Japan は直接海外にお好きなランドセルをお届けします。
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