Kitchen Soya, Tsukuba, Ibaraki Prefecture
コロナ禍でも絶対になくなってほしくない店というのがある。うちの近所のカフェがまさにそう。Kitchen Soya。カフェといったけど、本格的なお豆腐料理のレストランだ。
Kitchen Soya, Tsukuba, Ibaraki Prefecture |
Kitchen Soya |
The exterior of Kitchen Soya in Tsukuba |
Soyaでの思い出と言えば、数々ある。子供が小学生の頃にオープンしたので、思い出は私自身の子育てともかぶる。よくママ友とあそこでPTAの打ち合わせをした。小学校の卒業式の後、6年間の労をねぎらって夜11時過ぎまで皆と飲み明かした。オーナーさんはカウンターの向こうで優しく微笑みながら、店を閉めず母たちの井戸端会議に付き合ってくれたっけ。
少年野球の試合の後、負けた悔しさや監督に対する不満をぶちまけあった(なぜかママだけ)。コロナが始まる前にはギターコンサートやヨガ教室も開かれていた。夕闇がとっぷり迫る店内で聞くアコースティックギターの音はロマンチックだったなあ。
久しぶりに会った幼馴染の男の子(東京、青山在住)を連れて行って、感動させたこともある。つくばにこんな美味しくて雰囲気のいいお店があるんだ!って。あの時、彼が食べたのは確かトマトソースの豆腐ハンバーグ。健康志向の彼は、メイン料理と一緒に提供されるショットグラスの豆乳をお代わりしていた。
Guitar |
私がお薦めするSoyaの一押しメニューは、なんといっても「凍り豆腐のカツ」だ。他ではちょっと味わえない、オリジナル料理。
豆腐のトンカツ |
『孤独のグルメ』風にレポートすると、
「なんだ、これは?こんがりきつね色に揚がった豆腐のトンカツか?長さ8cmの拍子木みたいのがゴロゴロしているぞ。」
「おー、口に入れるとサクッと香ばしい。いい具合にソースが染みてるじゃないか。昔懐かしい駄菓子屋で食べたソースカツの味だ。」
「うまい、いくらでもいける。トンカツと違って胃にもたれなさそうなのがいい。」
どうですか、行ってみたくなるでしょう? いい店にはドラマがあるんです。
ベジタリアンの友人がいれば、真っ先に招待するのはもちろん、ここ |
Soyaのオーナーさんのご実家はお豆腐屋さん。おくらや豆乳など、原材料はそこから仕込んでいるらしい。
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